結論:2WAYコードレス車用掃除機の評価
吸引力の強いハンディクリーナーを検索していて、この2WAYコードレス掃除機が目に留まった方は多いのではないでしょうか。
「高吸引力」と謳われていますが、実際の吸引力はどうなのか、また使い勝手はどうなのか気になるところです。
本記事では実際に使用し、吸引力や騒音、使い勝手を検証しました。
結論から言うと、軽量コンパクトなのに吸引力がしっかりある一方で、ゴミ捨ての手間がやや気になった製品でした。
製品概要
・公称吸引力:12000Pa(12KPa)
・USB充電式
・吸引+ブロワー対応
・コンパクト軽量設計
本体はコンパクトなハンディタイプで、吸引口は丸くやや広めの形状になっています(吸引口の内径は実測で約22mm)。
この形状のおかげで、大きめのゴミも吸いやすい印象です。
また、ハンディクリーナーとしては珍しく、縦置きできる構造になっているのも特徴です。
重量も実測で約336g(本体のみ)とハンディクリーナーの中でも軽い方だと思います。
本体の直径は実測約55mm、高さ約270mmと500mlペットボトルより細いので、車のドリンクホルダーに立てて置くことも可能です。
【実測】吸引力を検証
測定条件
自作の吸引力テスターで測定しました。
・真空計を使用
・内径6mmおよび10mm(6mmより実使用場面に近い環境)のホースを通したゴムシートを製品本体の吸引口に当てて吸引
・当ブログでの評価目安
~8KPa:弱い
8~12KPa:普通
12KPa~:強い
測定結果
本クリーナーは電源ボタン長押しで電源オン+レベル1吸引(弱)、もう一度電源ボタンを押すとレベル2(強)吸引と2段階で吸引量が変わるので、両方とも測定しました。
| 条件 | 吸引圧(レベル1) | 吸引圧(レベル2) |
| 6mm | 約-10Kpa | 約-38Kpa |
| 10mm(実使用) | 約-5KPa | 約-20KPa |
吸引力の評価
本製品は「強力クラス」(レベル2での使用時)
レベル1ではハンディクリーナーとしては弱めな吸引量に留まりますが、レベル2では製品紹介で「高吸引力」と謳われているとおり、ハンディクリーナー他製品よりも強力な吸引量になりました。
吸引口が広めなこともあり、ゴミを捉えやすい点もプラスです。
実際の使用感
吸引力
吸引力は十分
・部屋のホコリ
・車内の砂やゴミ
→ 日常用途では不満なし
実際の吸引力を確認するため、猫砂(猫トイレ用の砂)を使ってテストしてみました。
吸引力検証では日常的なゴミに近い条件になるよう米粒を使っていますが、吸引力のある本製品では米粒よりも大きく重い猫砂を使ってみました。
さらに、製品紹介で「スマホの背面も吸いつけられる」とアピールしていたので合わせて試してみました。
猫砂でも問題なく吸引でき、スマホの背面も吸いつけて持ち上げることができました。吸引力を重視してハンディクリーナーを選びたいなら本製品は候補に入れて良いのではないかと思います。
ゴミ捨て
ゴミ捨てはやや面倒
気になったのはゴミ捨てのしづらさです。
ゴミを捨てる際には、透明部分を取り外し、さらにフィルターも外す必要があります。
他の製品では、ワンタッチでカバーを開いてスムーズにゴミを捨てられるものもあるため、それと比べると手間に感じました。

ゴミ捨てで外したカバーの再装着が分かりづらい
また、外したパーツを元に戻す際、合わせ位置が分かりづらく、スムーズに装着できない点も気になりました。
慣れれば問題なくなる可能性はありますが、しばらくの間はややストレスを感じるポイントです。
動作音・静音性
動作音の測定
・電源OFF:約47dBA ※静かな部屋程度の音
・電源ON:レベル1で約73dBA、レベル2で約76bBA(製品から1mくらい離れたところから測定)
約26~29dBAくらいの上昇
動作音の評価
・一般的な掃除機レベルの音量
・音質はレベル1では中音寄り、レベル2ではやや高音も混じる ※吸引動画で動作音を聞けます
メリット・デメリット
メリット
・軽量で使いやすい
・コンパクトで収納しやすい、縦置きもできる
・スマホを持ち上げられるほどの吸引力
・コードレスで取り回しが良い
・ブロワーとしても使える
細かい点として、電源オンするには電源ボタンを長押しするようになっていて、うっかりボタンに触れて電源が入ってしまうことがないよう配慮されています。こういうこだわりにも好印象です。
デメリット
・ゴミ捨てがやや面倒
・フィルターがやや大きめなこともあり、吸ったゴミを溜めておける容量がやや小さめに感じる
他機種との比較
ユーザー評価の高いマキタのコードレス掃除機(CL107)も所有しているので、パワフルモードの吸引力を同様の方法で測定したところ
・実用吸引力(10mm):約-10KPa
と本製品(レベル2で使用時)よりも控えめな結果になりました。
ただし実際の使用感は異なり、
・マキタ → 風量重視で広範囲に強い(掃除機的な使い方)
・本製品 → ピンポイント吸引に強い
という違いはあります。

数値だけでは分からない「特性の違い」があります。
なお、マキタ掃除機の動作音は約83dBAでした(本製品の方が動作音はやや控えめ)。
おすすめな人・向かない人
向いている人
・ハンディタイプでも吸引力を重視したい、しっかり清掃したい
・デスク周りで、いつでもすぐに手に取って使えるところに置いておきたい
向かない人
・ゴミ捨ての簡単さを重視する方
まとめ
RENKO 2WAYコードレス車用掃除機は
「性能面・省スペース性で満足できる」1台
・吸引力 → 必要十分
・軽量省スペース → 車内でもデスク周りでも邪魔にならない
・使いやすさ → ゴミ捨てはやや面倒
・価格 → 手頃
「吸引力重視」であれば検討価値はありますが、「手軽さ重視」であれば他製品とも比較して選ぶのがおすすめです。
総合評価
★★★★★☆☆(4.0 / 5.0)
・手軽さ:○
・吸引力:◎
・使いやすさ:△
・静音性:○
“軽量コンパクトながらパワフルなハンディ掃除機”、気になる方はチェックしてみてください。


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