【実測レビュー】500円前後で買えるLED電球定番3商品を徹底比較|明るさ・発熱・耐久性はどれが優秀?

比較レビュー

リビング照明のLED電球が切れてしまい、交換用の製品を選んでいた時にふと思いました。

「どうせ交換するなら、人気メーカーの製品を実生活で使いながら同条件で徹底比較してみよう」

LED電球はどれも「60W形」「昼白色」「約800lm」など似たようなスペックが並びますが、実際に使うと明るさや配光、耐久性は違うのでしょうか。
そこで今回は、1個あたり500円前後で購入できる定番LED電球3製品を実際に購入し、

  • 照度(明るさ)
  • 発熱
  • 消費電力
  • 長期耐久性

を実測しながら比較していきます。

実際に測定してみた結果ですが、事前の想定とは異なったものになりました。

  • 製品スペックを比較した限りでは最も明るい数値だった製品が、照度測定で最も低い結果になった
  • 真下方向と横方向で、製品によって明るさが異なった
  • 製品スペック上では消費電力表記は異なっていたが、家庭用ワットチェッカーでは違いを確認できなかった
  • 発熱に関しては各社ほぼ同等だった

と、カタログスペックだけでは分からない違いが見えたのはとても興味深い結果でした。
この後、実測データを交えながら詳しく紹介していきます。

なお、本記事は「長期更新型レビュー企画」として、新品時の性能だけでなく数か月・数年単位で照度低下や故障時期も追記しつつ、「本当に長持ちするLED電球はどれなのか?」も継続検証していきます。

主な更新履歴・今後の予定

更新日更新内容
2026年7月Rev.1: 記事を新規公開
2026年7月Rev.2: 24時間使用後の消費電力を3社比較
2027年7月頃に更新予定Rev.3: 1年使用後の照度変化を3社比較

長期耐久性も検証していきます

今回の比較は、数時間だけ測定して終わりではありません。
リビングで実際に使用しながら、寿命まで追いかける長期レビューも兼ねています。

我が家ではリビングで猫を室内飼いしています。
猫は暗い場所でも問題なく生活できますが、日中リビングに誰もいない時でも真っ暗な部屋にしておくのは何となく気が引けることと、防犯対策も兼ねて、就寝時以外はほぼ照明を点灯しています。

そのため、
1日約18時間点灯
という、LED電球にとってはやや過酷な環境になります。

一般家庭より点灯時間が長いため、メーカーごとの耐久性の違いが比較的早く現れるのではないかと期待しています。

比較するLED電球

今回比較するのはこちらの3製品です。
※全てE26口金、60型相当、昼白色となっています。

アイリスオーヤマ LDA7N-G-6T62P

⭐⭐⭐⭐⭐ 4.3(レビュー約6,000件)※記事公開時点のAmazon評価

個人的にまず外せないと思ったのがアイリスオーヤマです。
AmazonでもLED電球カテゴリーの定番商品で、まずレビュー件数が圧倒的。レビュー評価も高く「とりあえずLED電球ならアイリス」という人も多いであろう人気モデルです。
価格・性能・知名度のバランスが良く、今回の比較では基準となる存在として選びました。

こんな人におすすめ

  • 定番商品を選びたい
  • 実績重視
  • 迷ったらこれ
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オーム電機 LDA6N-G AG59

⭐⭐⭐⭐⭐ 4.3(レビュー約100件)※記事公開時点のAmazon評価

オーム電機はホームセンターなどでもおなじみの国内メーカーです。
実はAmazonでは旧モデルと思われるAG52のレビュー件数が非常に多く(記事公開時点で約2,680件、星×4.3)、現在でも定番商品として販売されています。

しかし今回あえて選んだのは後継モデルと思われるAG59
何が違うのかカタログスペックを比較してみると、

AG52AG59
消費電力6.9W6.4W
全光束810lm890lm
配光角220°280°
実売価格※約506円445円

※:2026年7月時点。Amazonで販売中の2個セットの1個分価格。

と、実はキッチリ進化しながらも価格ダウンという魅力的なモデルチェンジが行われています。
レビュー数がまだ少ないためやや目立たない存在ですが、個人的には今回最も気になった製品でした。

こんな人におすすめ

  • 定番商品を選びたい
  • 新しいモデルを選びたい
  • ホームセンター系国内メーカーとしての信頼感で選びたい
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フィリップス LDA7D-G/E/K/2P-A

⭐⭐⭐⭐⭐ 4.3(レビュー約320件)※記事公開時点のAmazon評価

フィリップスは世界的な照明メーカーとして知られています。
一般家庭ではシーリングライトやLED電球だけでなく、自動車用ランプや業務用照明など幅広い製品を手掛けており、照明メーカーとしてのブランド力は今回比較した3社の中でもトップクラスです。

価格も2個セットだと今回比較の3製品中、最も安く(時期によって各社製品価格は変動する可能性あり)、かつ「照明メーカーの実力はどの程度なのか」が気になったので今回比較対象に選びました。

ブランドに対する期待値が高いだけに、実測結果がどうなるのか楽しみな1本です。

こんな人におすすめ

  • ブランド重視
  • 照明専門メーカーを選びたい
  • 安心感を重視したい
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3製品をスペック比較

項目アイリスオームフィリップス
製品型番※1LDA7N-G-6T62PLDA6N-G AG59LDA7D-G/E/K/2P-A
実売価格(1個あたり)※2455円445円390円
消費電力6.9W6.4W6.5W
全光束810lm890lm810lm
配光角約220°約280°約200°
光色昼白色
密閉器具対応
定格寿命40,000時間45,000時間
保証5年
特徴Amazonレビュー多数の定番進化した新モデル世界的照明メーカー

※1:記事作成時点でアイリスオーヤマのみ1個モデルが販売されていなかったため、3社とも2個セットに統一。
※2:2026年7月時点のAmazon販売価格。2個セット品の価格の1/2を1個価格として記載。価格は変化する可能性があります。

スペックを見るとオーム製品が最も魅力的に、価格面ではフィリップス製品が魅力的に見えます。
しかし実際に照度を測定してみると少し違った結果になりました。

注目ポイント
アイリスオーヤマAmazon定番は実測でも強いのか?
オーム電機AG59は高スペックが実測でも表れるのか?
フィリップス照明専業メーカーのブランド力は実測でも発揮されるのか?

明るさ(照度)を実測

測定条件

  • 完全に遮光した室内
  • 真下向きに電球が照らせるようクリップライトを使用
  • 点灯開始から5分後に測定
  • 電球から約50cm真下に照度計のセンサーを設置、3製品を順にローテーションしながら各3回、照度を測定し平均値を算出
  • 電球から約50cm真下に設置していた照度計のセンサーを約30cm横方向に移動、3製品を順にローテーションしながら各3回、斜め下から照度を測定し平均値を算出

測定結果

真下50cm斜め下(横30cm)
フィリップス約423Lux約310Lux
アイリスオーヤマ約397Lux約314Lux
オーム電機約355Lux約257Lux

真下ではフィリップスが最も明るい結果になりました。
一方で横方向ではアイリスが最も高い数値となり、広範囲を均一に照らす印象です。
メーカー公称値だけでは分からない違いが、実測では確認できました。

照度は測定した一点の明るさを示すもので、全光束(電球全体の光量)とは測定内容が異なります。今回測定結果は、電球選びの一つの目安としてご覧ください。

消費電力を実測

ワットチェッカーでの瞬間測定

ワットチェッカーを使用して測定しました。

ワットチェッカーが小数点以下のワット値を測定できないということもあり、3製品とも

  • 6W
  • 0.18円/時間 ※31円/kWhとして計算

となり、簡易測定では違いは確認できませんでした。

今後、24時間点灯時点の積算電力量も測定するなど、追記していく予定です。

Rev.2追記:24時間積算測定

簡易測定では3製品とも6Wでしたが、24時間使用後の消費電力と目安電気料金を積算測定して比較してみました。

メーカー仕様24時間積算電気代(31円/kWh)
アイリス6.9W0.15kWh4.68円
オーム6.4W0.15kWh4.89円
フィリップス6.5W0.15kWh4.68円

仕様では6.4~6.9Wと各社差がありますが、24時間積算を実測した結果では3製品とも0.15kWhとなりました。
オーム電機のみ電気料金表示がわずかに高い結果となりましたが、24時間積算で約0.2円の差しかなく、実際の電気代への影響はごくわずかです。

LED電球選びでは、消費電力の差よりも、明るさ・価格・耐久性を重視した方が満足度は高いと感じました。

LED電球の電気代って実際いくら?

3社比較からは脱線してしまいますが、「そもそもLED電球って一か月でどのくらいの電気代になるの?」を試算してみました。※電気料金を31円/kWhとして計算

使用条件4灯シーリングライトの電気代(6W×4灯×30日)
一般家庭(1日5時間点灯)約108円/月
一般家庭(1日8時間点灯)約173円/月
我が家(1日18時間点灯)約389円/月

これが、もし白熱電球だったら...

LED電球の消費電力6Wに対し、白熱電球だと60Wになるため電気代は約10倍になります。
我が家の使用環境(4灯シーリングライト × 1日18時間点灯)だと4,000円/月近くにまで膨れ上がってしまいます。

我が家のように長時間点灯する環境では特に、LED化による節電効果が非常に大きくなることが分かります。

発熱を実測

発熱は製品寿命にも影響があり得るので、3社製品の発熱を測定してみました。

測定条件

  • 点灯開始してから30分後に測定
  • 約2cmの距離から非接触型の赤外線温度計で測定
  • 樹脂カバー・本体中央・発光部の3か所を測定

測定結果

メーカー根元樹脂ボディ発光部
アイリスオーヤマ約63°C約65°C約33°C
オーム電機約64°C約67°C約34°C
フィリップス約60°C約63°C約35°C

3製品とも発熱には大きな差はありませんでした。
発熱ですが、発光しているLEDだけでなく内部の回路も発熱します。その熱が本体側へ伝わるため、今回の測定でも発光部より樹脂ボディ部分の方が高温になったと考えられます。

予想外だったのは、
発光部分の温度が低かったこと。
実際に交換してみても、光る部分は「ちょっと暖かい」と感じる程度で、素手で持って取り外せました。
昔の白熱電球のように「熱くて触れない」ということはなく、LEDならではの特徴だと感じました。

長期耐久性レビュー(2026年7月~)

2026年7月から、次の4製品をリビングで同時使用しています。

  • アイリスオーヤマ
  • オーム電機
  • フィリップス
  • 中華LED(この製品のみ2026年2月から使用開始)

ほぼ毎日、約18時間点灯という比較的過酷な条件で運用し、

  • どれが最初に切れるか
  • 明るさの変化
  • その他トラブルがないか

を随時この記事へ追記していきます。

Rev.1、Rev.2時点のまとめ

今回比較した3製品は、いずれも60W形相当・消費電力約6WクラスのLED電球ですが、実際に測定してみるとスペック表だけでは分からない違いが見えてきました。

照度測定ではフィリップスが最も高い数値を記録し、特に真下方向では一歩リードする結果となりました。一方で、横方向ではアイリスオーヤマが健闘しており、配光特性の違いも感じられます。
また、発熱は3製品とも大きな差はなく、消費電力も簡易測定ではすべて約6W
価格を比較すると、フィリップスが最もリーズナブルとなっています(価格は随時変動の可能性あり)。

ただし、LED電球で重要なのはやはり「どれだけ長く使えるのか」。
Rev.1、Rev.2時点では「フィリップスが一歩リードか?」という印象ですが、本当の勝負はこれから。
引き続き長期検証を行っていきますが、半年後・1年後・2年後に評価がどう変わるのか、自分自身も非常に楽しみです。

なお、現在も白熱電球を使用している方であれば、どのLED電球を選ぶか以上に「すぐにでもLEDへ交換すること」自体のメリットが非常に大きいです(消費電力1/10&長寿命

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
新しい結果が出たら追記していきますので、ぜひまた見に来ていただけると嬉しいです。

今回比較したLED電球はこちら

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🥉 オーム電機 こちらも定番、高スペックが魅力

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