【実測レビュー】EENOUR C20車載冷蔵庫を徹底検証!電気代・冷却性能を実際に測ってみた

家電レビュー

夏場の車内で冷たい飲み物を飲みたい、自室にサブ冷蔵庫が欲しいと思い、EENOUR(イーノウ)社の20L車載冷蔵庫「C20」を今回導入しました。

車載冷蔵庫は以前から気になっているものの、実際にどの程度冷えるのか(ちゃんと実用になるのか)、電気代はどのくらいかかるのか等が分からず購入をためらっている方も多いと思います。
そこで今回、実機を用いて冷却性能や消費電力を実測してみました。

結論から書くと、

  • ちゃんと冷蔵庫/冷凍庫として使える
  • 思ったより電気代もかからない

個人的には十分満足できる(購入検討している方にもオススメできる)製品でした。

※この記事は継続検証中です。新たなデータが取れ次第、随時追記予定です。

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導入目的

今回の主な用途は以下の2つです。

  • 自室(2階)での個人使用
  • 夏場の車内利用

我が家の冷蔵庫は1階にあるのですが、夜中に飲み物を取りに行くと家族を起こしてしまうことがあります。そのため2階の自室で飲み物を冷やしておける冷蔵庫が欲しいと考えていました。

また、仕事で車を使うため、夏場の水分補給用ドリンクや冷感グッズを車内で冷やしておきたいという目的もありました。

開封・付属品

本体は発泡スチロールでしっかり保護された状態で梱包されていました。
付属品は以下の通りです。

  • AC電源コード
  • DC(シガーソケット)電源コード
  • 日本語の取扱説明書と保証カード

説明書は20Pあり(表紙/裏表紙、目次除く)、基本的な使い方はしっかり確認できます。

本体サイズ・容量

項目公称値/実測値
容量20L
外形寸法幅448×奥行364×高さ487mm
本体重量約10.5kg
庫内寸法 ※実測値幅330×奥行248×高さ250mm

20Lという数字だけではイメージしにくいため、実際にペットボトルを入れて確認してみました。

2Lペットボトル収納量

横幅は2Lペットボトルを横向きに寝かせてちょうど収まるサイズです(縦置きは高さが足りず不可)。
実際に試したところ、

  • 2Lペットボトル×2本
  • 2段積み

で合計4本収納できました。
※高さ方向にはまだ少し余裕があるので、さらに500mlペットボトル×5本までなら入れる事が可能です。

500mlペットボトル収納量

500mlペットボトルなら5本、並べて横に置けるサイズです。

  • 500mlペットボトル×5本
  • 4段積み

で合計20本まで収納できました(もちろんフタも締まります)。
※左右方向はほぼジャストサイズなので、500mlより大きいサイズ(もしくは幅が広め)のペットボトルを入れると5本並びでは収まらなくなります。前後方向にはまだ余裕があるので、高さのあるペットボトルでも収まります。

外観・使い勝手

外装は樹脂製です。
高級感があるとは言えないもののアウトドアに合いそうなデザインで、実用品としては十分な質感だと思います。
本体重量は10.5kgとそれなりの重さではありますが、2Lペットボトル1ケース(12kg強)よりは軽いというイメージです。また、大型ハンドルが装備されているので、部屋から車に移動させる程度なら個人的には問題なく持ち運べます。
庫内は凸凹がなくシンプルなので、とても使いやすいです。

フタは上開きタイプで、
○ 冷気が逃げにくい
○ 庫内に冷やしたいものを積み重ねやすい
というメリットの一方で、
△ フタが開けられなくなるのでフタの上に物を置けない
がデメリットかなと感じました。

【実測】冷却性能・消費電力を検証

測定内容

  • 冷蔵庫内は空の状態
  • スマホからBluetooth接続できる温度計を庫内に設置し、設定した温度に到達するまでの時間を測定
  • コンセントにワットチェッカーを接続し、設定した温度に到達するまでの消費電力を測定

温度は冷蔵庫本体の液晶に表示されるのですが、庫内中央の温度を測りたいのと温度変化の推移をスマホで確認したかったので温度計を設置しました。

※温度計、ワットチェッカーともプロ用ではない製品を使っているため測定数値には誤差が出る可能性があります。また測定時の室温・気温によって測定数値が変わる可能性があるので、目安として見てもらえると幸いです。

冷蔵性能

商品説明通り、冷却能力は十分です。特にMAXモードでは30分前後で約4°Cまで到達しており、飲み物などを冷やす用途なら不満はありませんでした。
設定温度に到達するまでにかかる消費電力も少なく、ECOモード/MAXモードの差もほとんどありませんでした。

項目ECOモードMAXモード
測定開始時の温度24.3°C(温度計)
25°C(冷蔵庫の温度表示)
24.5°C(温度計)
26°C(冷蔵庫の温度表示)
設定温度4°C4°C
冷蔵庫の温度表示が設定温度に到達するまでの時間約34分約26分
庫内温度計が設定温度に到達するまでの時間約42分約35分
庫内温度計が設定温度に到達するまでの消費電力(1kWh=31円換算)0.01kWh(約0.41円)0.01kWh(約0.48円)
設定温度到達後、24時間使用時の消費電力(1kWh=31円換算)0.32kWh(約9.9円)0.36kWh(約11.2円)

冷凍性能

冷凍に関してもしっかり実用になる印象です。

※なお、本体の温度計が-18°Cになった時の庫内温度計の温度表示は-9~-10.5°Cでした。本体の温度センサーが設定温度になるとコンプレッサーの動作が止まるので、庫内の温度が設定温度の-18°C近くに下がるまでにはやや時間がかかります。また、庫内の実測温度は設定温度より1.5~2°Cくらい高めになりました。

項目ECOモードMAXモード
測定開始時の温度26.2°C(温度計)
27°C(冷蔵庫の温度表示)
27.1°C(温度計)
27°C(冷蔵庫の温度表示)
設定温度-18°C-18°C
冷蔵庫の温度表示が設定温度に到達するまでの時間約71分約45分
冷蔵庫の温度表示が設定温度に到達するまでの消費電力(1kWh=31円換算)0.03kWh(1.20円)0.03kWh(1.31円)
設定温度到達後、24時間使用時の消費電力(1kWh=31円換算)0.62kWh(19.2円)0.77kWh(23.9円)

実測して分かった、おすすめの使い方

本製品には冷却力重視のMAXモードと省エネ重視のECOモードがあり、いつでもモード切り替えができるのですが、今回の実測結果をふまえると、個人的には以下のように状況に応じて使い分けるのが良いように感じました。

常温の状態から設定温度に庫内を冷やすならMAXモード

冷蔵・冷凍とも、ECOモードよりMAXモードの方が明らかに設定温度に届くまでの時間が早いです。また、設定温度に届くまでの消費電力量の差も小さく、消費電力量自体もわずか(4°C設定だと電気代換算でわずか0.5円程度)なので、MAXモードを使うのがメリットが大きいと感じました。

車載利用や持ち出し用途もMAXモード

仕事やアウトドアなどで数時間だけ使用する場合は、消費電力量よりも冷却速度の方が重要です。
また、車のバッテリーやポータブル電源に対しても負荷はそれほど高くないので(ただし車のバッテリーから電源を取る場合はエンジンオンしておくべき)、常時MAXモードで使用した方が快適に使えると思います。

※持ち出す前に自宅で庫内をしっかり冷やしておいてから持ち出すことで、効率的に本製品を活用できると思います。

自室で常時使用するならECOモードがおすすめ

連続運転時、庫内の温度はMAXモード・ECOモードとも大きな違いは見られませんでした。

一方で、消費電力量に関しては冷蔵庫としての使用時(4°C設定)は約12%、冷凍庫としての使用時(-18°C設定)にはECOモードの方が約20%くらいの省エネになりました。
自室での連続使用では使い勝手に違いが見られないのでECOモードを選ぶのが良いと感じました。

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内蔵バッテリーは必要?

本製品はバッテリーを装着できます。
バッテリー標準添付モデル/バッテリーなし(別売)モデルが用意されており価格差はそれほど大きくないので悩ましいところではありましたが、私が選んだのはバッテリー別売モデルです。

私がバッテリー別売モデルを選んだ理由は

  • 本体重量が増える(+約1kg)
  • 車内使用時、リチウムイオンバッテリーを車内に常置するのに不安があった
  • ポータブル電源でも代用できる

でした。
自宅や車で電源が確保できる環境なら、バッテリー別売モデルでも十分実用的だと思います。

動作音について

自室で就寝時にも使用していますが、個人的には動作音や振動はほとんど気になりません。
連続運転中は、設定温度になるとコンプレッサーが止まり、数°C温度が上がるとコンプレッサーが動き出すというサイクルを繰り返し、コンプレッサー始動時に「ドン」という音が出ますが、自室ではエアコンの運転音の方が大きく感じるレベルで、就寝中に起こされる事はありませんでした。
※私の部屋では枕元から本製品まで少し離れているので音が気にならないのですが、枕元から近いと気になるかもしれません。

振動は、コンプレッサー動作時に本体を触ると振動している事が分かりますが全く気にならないレベルです。
個人的には、寝室に設置しても問題なく使える静かさだと思います。

総評

★★★★☆(4.5点 / 5.0満点中)
・冷却性能:◎
・消費電力:◎
・使いやすさ:◎
・静音性:○

EENOUR C20は「ちゃんと使えてコスパの高い車載冷蔵庫」でした。

実測した結果も、

  • 冷却速度は十分速い
  • 冷蔵庫としてはもちろん、冷凍庫としてもしっかり実用になる
  • 消費電力は予想以上に少ない
  • 動作音も静か

という非常に好印象な結果になりました。
特に24時間の消費電力量が少なく、サブ冷蔵庫として常時稼働させても電気代はそれほど気にならないレベルだったのは嬉しいポイントです。
製品価格もリーズナブルでとてもコスパが良いと思います。
自室用の小型冷蔵庫としても、夏場の車載冷蔵庫としてもおすすめできる製品だと感じました。

”しっかり冷える、持ち運べる、省エネな冷蔵庫”、気になる方はチェックしてみてください。

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